ご存じでしたか?灰屋の近くの福井銀行芦原支店横に与謝野晶子の歌碑があるんです。
与謝野晶子といえば「あゝをとうとよ、君を泣く、君死に給うことなかれ・・・」で有名な明治から昭和の歌人です。夫の与謝野鉄幹と芦原温泉を訪れた際に詠まれた句の歌碑が建てられています。
先日、休憩の散歩の途中に初めてまじまじと眺めてきました。
「越の国 あわらの湯場の 雪にさす いみじく清きあけぼのの色」
訪れたのは冬だったのでしょうか。静かな冬の朝の情景が目に浮かんできます。
与謝野晶子が生まれたのは明治11年、灰屋ができたのが明治13年。
もしかすると、与謝野晶子の視界には、灰屋の姿もあったのかもしれません。
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